昨夜、大阪市役所の近

昨夜、大阪市役所の近くにある中ノ島で、イベントをやっていた。

幻想的なイルミネーション「OSAKA光のルネサンス」

その一貫で、パフォーマーの演技を見た。

フランスやシルクドソレイユの公認パフォーマーでもある「蛮」という、驚異の人。

今後は海外に移住して、そちらで活躍したいと言っていた。

 

すごく面白いパフォーマンスだった。

アニメ系ダンス?とでもいうのか。

傾向としては、今風の、須藤元気率いるパフォーマンス集団「ワールド・オーダー」みたいな踊り。

ジャニーズやEXILE系ではない。

 

腹筋をはじめ、筋力もすごい。

全身の筋肉を使い、お客さんの目の前に瞬間移動したり、スピード感ありで、迫力も満点。

臨場感は、路上パフォーマンスならでは。

お腹~胸を波のように順番に、膨らませたり凹ませたり、筋肉を自在に使えるって、びっくり!!

わくわく、どきどき、お目目、まんまる。

寒い中、集まっていたのは、若い人が多く、わたしは、お客さんの中では、おそらく最年長だっただろう。

ダンス感想の表現の仕方が、おばさん臭さを通り越して、時代遅れ甚だしい。

 

最盛期のマイケル・ジャクソンが、すごい筋肉の動かし方をして、

斜めに立つダンスをしていた頃があったが、年齢が上がると絶頂期の踊りは、できなくなった。

が、ああいう、若い筋力や俊敏性を必要とするパフォーマンスだった。

若いって、すごい!!と、へんな感心の仕方をした。

映像でもなんでもなく、手の届く、ほんの目の前でリアルタイムというのが、

インターネット時代の逆を行くようで、その場にいる人にしか味わえない醍醐味だ。

 

小学生の感想文みたいになっているが、おばあさんのご愛嬌。

 

・・・

 

好きなこと、興味あることをのぞいたり、やったりしていると、ふと回りを見ると、

若い人ばかりで、わたしは突然、恥ずかしくなってしまう。

わたしの年齢、年代に合った行動ではないようだ。

 

わたしの年代の人は、暗くなると、もう、寝る。

だからだろうか。

しかし、日中、明るいうちでも、わたしが行く場所は、

ふと気付くと、若い人が多くて、居場所がないような、居心地の悪さを感じる。

わたしの感覚は、あきらかにズレている。

見かけがおばあさん、中身が若人。

 

1年に5歳、歳を取ってしまう難病があるそうだ。

見かけは、老けていても、中身は、子供。

映画のテーマにもあった。

 

外側が先々に行き、あとから中身が着いていく。

待って~と、息を切らせながら。

中身に合わせて外側を作ると、自然の摂理に反して無理が生じる。実年齢は、若くない。

先に外側が老けていくほうが、マシか。

 

「若い」と「未熟」は、似て非なるもの。

ボージョレーヌー・ヴォーは、爽やかだが、深みはない。(と、たぶん、思う・・・)

円熟と若さを同時に、なんて、無理。